野球スコアブックソフト野球簿 ヘルプ --- 入力A 試合開始


実際の試合入力の画面です。 試合を開始するとグラウンド(下図⑥)に選手が表示され、 入力が可能になります。


入力の手順は、

選手交代・打席(投球)変更(上図①) → ストライクカウントの設定(上図②) → 打撃または走塁の入力(上図③)

となります。これを繰り返し、試合入力を進めて下さい。入力ミスがあった場合、 上図①の部分にある"戻す"ボタンを使用することで、 15プレー(選手交代、チェンジも1プレーと数える)まで戻すことができます。
試合で得られたデータは全て試合終了後の記録時に記録されます。 そのため、試合途中で入力をやめても、それまでの入力結果が記録されることはありません。 入力ミスがあった部分まで戻せなかった場合は、もう一度初めからやりなおすか、 試合終了後にデータ修正を行うかのどちらかを選ぶことになりますが、 細かい部分までデータ修正を行うとなると様々な記録を変更しなければならなくなりますので(例えば、1打席の結果を直すだけでも、打者・投手ともに、カウント別成績、 対左右別、序盤終盤別、得点圏・満塁、打球方向(打者)、アウト種類(投手)など を変更しなければならない可能性がある)、 序盤であれば初めからやり直すことをお勧めします。

以下で各部の詳細な説明を行います。

1. やり直し・選手交代・打席(投球)変更(上図①)
2. カウント設定(上図②)
3. 打撃入力(上図③),走塁入力(上図④)
4. スコアボード(上図⑤)
5. グラウンド画面(上図⑥)
6. 出場表・試合詳細表・チームマーク・今日の成績(上図⑦)


1. 試合終了・やり直し・選手交代・打席(投球)変更(上図①)

試合終了・やり直し・選手交代・打席(投球)変更を行います。 また、文字が薄くなっているボタンは現在の入力状態では使用できないボタンです。 例えば、走者がいなければ代走は出せませんし、 試合開始直後であれば1プレー戻すことはできません。 このような場合に、ボタンは使用不可となっています。
以下でそれぞれのボタンの説明を行います。

試合開始(終了) 試合開始前は"試合開始"、開始後は"試合終了"と表示されます。 試合を途中で打ち切りたい場合(引き分け、コールドなど)や、 入力を中止したい場合は"試合終了"を押して下さい。 試合は⑥部分の"イニング数"の時点で、点差がついていれば自動的に終了しますが、 同点のまま"イニング数"を上回った場合は自動的に延長に進み、 点差がつかない限り30回まで行います。このような場合に引き分けで終わらせたい時に、 このボタンを使用して下さい。また、1回を終了していれば記録可能になりますので、 コールドゲームにしたい場合にもこれを利用して下さい。
スタメン変更 試合開始後は使用できません。
戻る 1プレー前の状態に戻します。15プレー(選手交代、チェンジも1プレーと数える)まで戻すことができます。
投手交代、代打,代走,野手交代 選手交代を行います。交代候補の一覧に選手登録名がある場合は選択、 ない場合(選手情報がない場合)は直接登録名を入力して下さい。
注)DP制度で同一選手がDPとDEFOを兼ねるためには、 「野手交代」から変更を行う必要があります。
注)DHなし、DP制度の場合は、先発選手に限り1度のみ同打順での再出場が可能です。
打席変更・投球変更 両打・両投の選手の左右を変更したい時に使用して下さい。 両打ちの打者は、左投手の際には右打席、右投手の際には左打席に自動的に立ちます。 両投げの選手は右投げに設定されています。


2. カウント設定(上図②)

カウントの設定をします。まず球数を設定して、 その後にカウントを設定して下さい。球数によって選択できるカウントが変化します。 「野球簿」のデータで使用する部分は球数とストライクカウントのみで、 ボールカウントは使用しませんので、ボールカウントは正確に入れる必要はありません。
また、上図④の走塁入力の際(盗塁、牽制死など)には、 そのプレーで3アウトになった場合以外は、カウントの設定をしても一切入力されません。 この理由は、打撃がない場合のカウントを入力しても、 「野球簿」では何の記録も作成しないためです。 3アウトになった場合にカウント入力ができるのは、投手の球数を記録する必要が生じるためです。


3.打撃入力(上図③),走塁入力(上図④)

打撃・走塁の結果はここから入力をして下さい。 打撃入力部は、上部14個のボタンが出塁・犠打成功の項目、 下部の6個のボタンが打者アウトの項目となっています。以下でプレーごとの簡単な説明を行います。

打撃・走塁種類 説明
安打
二塁打
三塁打
本塁打
別名ヒット、ツーベース、スリーベース、ホームラン。 ここでの安打は単打(シングルヒット)のみを表します。 また、走者が打球に当たり守備妨害をとられた場合にも、打者には単打が記録されます。
本塁打時に走者を追い越した場合、ベースを踏み忘れた場合は本塁打とせずに、 追い越した場所、踏み忘れた場所に応じて安打、二塁打、三塁打をとして下さい。
四球
死球
別名フォアボール、デッドボール。
バント成功 送りバント、スクイズが成功し打者がアウトになった場合に選択して下さい。 内野安打になった場合には"安打"を選択して下さい。
ゴロ失策
バント失策
飛球失策
打撃に対し起こった守備のエラー。 それ以外のエラー(例:ライナー捕球後に併殺を狙い悪送球など)は打撃詳細画面で追加して下さい。
飛球失策とはフライ、ライナーの失策のことです。
バント野選
ゴロ野選
別名フィルダースチョイス。ゴロ・バント時に、一塁に送球すれば確実にアウトになるところを、 他の塁に送球しアウトを取れなかった場合にフィルダースチョイス(野選)が記録されます(失策は記録されません)。 打者の記録はゴロまたは犠打となります。
三振
フライ
ライナー
ゴロ
(バント失敗)
打者アウトの項目です。バント失敗でアウトになった場合は、 失敗の仕方によってどれかに分類されます(スリーバント失敗は三振、 走者フォースアウトならゴロなど)。
犠牲フライの場合は"フライ"または"ライナー" を選択し、打撃詳細画面で"犠飛"を追加して下さい。 また、併殺打(ダブルプレー)、三重殺(トリプルプレー)なども打撃詳細画面で追加して下さい。
試合詳細表には、ゴロは"ゴ"、フライは"飛"、ライナーは"直"、ファウルフライ(ライナー)は"邪"と記されます。
打撃妨害 打撃妨害は打者のバットが捕手のミット(体)に当たった場合に起こり、 打者は一塁に進塁できます。この際打者の打数は0、捕手に失策1が記録されます。
守備妨害 打者が一塁に行くまでの間に打者が守備妨害を起こした場合のみ、 これを選択して下さい。その後の守備妨害は、 打撃詳細画面で行って下さい。 打球に走者が当たった場合は守備妨害ですが、その場合は打者には"安打"が記録されますので、 "安打"を選択後、追加で守備妨害を入力して下さい。
振り逃げ 三振と同時に暴投または捕逸があった場合に、振り逃げが可能です。ただし、 走者が一塁にいる場合は、二死でなければ振り逃げできません。
三振併殺 別名三振ゲッツー。三振と同時に盗塁死が起こった場合はこれを選択して下さい。
盗塁成功
盗塁失敗
重盗成功
重盗失敗
盗塁関係のプレー。重盗は別名ダブルスチールです。 1人もアウトになることなく複数人の盗塁が成功した場合には重盗成功が記録され、 盗塁をした走者全員に盗塁1が記録されます。
1人でもアウトになった場合は、重盗失敗となり、 アウトにならずに盗塁成功したランナーにも盗塁は記録されません。
牽制死 投手による牽制刺殺があった場合に選択して下さい。投手以外の場合は"走塁死"を選択して下さい。
失策 打撃なし、走塁なしで守備側に失策が起こった場合に選択して下さい。 具体的には、投手の牽制エラー、捕手の送球エラー、投手が捕手からの返球をそらすなどのプレーがこれに該当します。
暴投
捕逸
別名、ワイルドピッチ、パスボール。責任がどちらにあるかで区別されます。
ボーク 投手の投球動作が不正投球とみなされた場合に記録されます。 この場合、走者がそれぞれ進塁します。
走塁死 捕手の送球によって走者がアウトになった場合、隠し球に引っかかった場合などの、 打撃がなく、投手の牽制によらない走者アウトが起こった場合に、これを選択して下さい。

選択した打撃・走塁の種類によって以下のように異なる処理を行います。

打撃・走塁種類 処理の流れ
安打、二塁打、三塁打、バント成功、バント失策、バント野選、 飛球失策、ゴロ野選、ゴロ失策、フライ、ライナー、ゴロ 打撃詳細画面入力結果画面
本塁打、四球、死球、打撃妨害、三振、守備妨害、ボーク 入力結果画面
振り逃げ 暴投・捕逸選択 → 打撃詳細画面入力結果画面
三振併殺、盗塁成功、盗塁失敗、重盗成功、重盗失敗、 失策、牽制死、暴投、捕逸 走塁詳細画面入力結果画面
走塁死 補殺・刺殺野手選択走塁詳細画面入力結果画面
失策 失策野手選択 → 走塁詳細画面入力結果画面

打撃詳細画面、走塁詳細画面についての概要は、
・・・ 打球を処理した野手、打球方向、併殺・走塁死・犠飛などの追加プレー、打点などを入力する
・・・ 対象となる走者、プレーを行った野手、走塁死、失策などの追加プレーなどを入力する
・・・ 入力内容を元にして、打点、得点、走者、カウントを表示する。 野手の補殺刺殺、走者、カウントはこの画面で修正できる。 確定することで入力内容を確定し、次のプレーに進む
となります。各画面の詳細な説明は、リンク先に記述があります。

4.スコアボード(上図⑤)

入力された結果を元に自動的に得点、安打数が表示されます。 直接入力することはできません。最上段と最下段にはそれぞれ先攻、後攻の安打数が表示されます。
試合開始後にはチーム名の変更はできませんので、 変更ボタンと矢印ボタンは表示されなくなります。 同様に基本イニングの変更もできませんので、"9回"の部分をクリックしても何も起こらなくなります。
また、イニング数が9回を越えると、右下の"延長切り替え"ボタンが表示され、 イニングの切り替えができるようになります。


5.グラウンド画面(上図⑥)

入力された結果を元にイニング、投手・打者・走者・カウントを表示します。 選手の帽子、アンダーシャツ、ユニフォームの色は、 チームデータのチーム情報で設定されている色を使用します。 設定されていない場合やチームデータがない場合は、帽子・アンダーシャツが黒、 ユニフォームが白となります。


6.出場表・試合詳細表・投球数・チームマーク・今日の成績(上図⑦)

・"出場表"ボタン ・・・ 選手の出場表が表示されます。出場表とは、出場選手と未出場選手を判断するための 守備別選手表です。
・"詳細表"ボタン ・・・ 試合の経過を記録した試合詳細表が表示されます。
・投球数 ・・・ 現在の投手の投球数を表示しています。
・チームマーク ・・・ 最も下部にある白い枠にはチームデータのチーム情報で設定されているチームマークが表示されます。
・今日の成績 ・・・ 現在打席に立っている打者の今日の成績を表します。 最大で8打席まで表示されます。


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