野球スコアブックソフト野球簿 ヘルプ --- 入力B入力方法


入力Bの記録方法では試合の成績を直接数値入力する入力方法です。 詳細な記録を取得することはできませんが、簡単に主要な成績を記録することができます。 試合後の記録の際にチームデータ、先発メンバー、 選手情報、シーズンデータなどが自動的に作成されるので、 データ作成のための便利な手段ともなります。

また、結果表を修正する際にも入力Bを使用します。 入力方法は試合入力の際とほぼ同様ですが、若干異なる点が存在します(結果表修正)。


作成されるデータは、

チーム成績
試合数、勝、敗、引、勝率、得点、失点、打率、本塁打、盗塁、失策、 防御率、打数、安打、三振、投球回数、自責点

投手成績
登板数、先発、完投、完封、無四球、勝、敗、セーブ、セーブポイント、ホールド、勝率、防御率、投球回数、 打者数、打数、被安打、被安打率、被本塁打、与四球、与死球、奪三振、 奪三振率、暴投、自責点、失点、先発・リリーフ別成績、WHIP、K/BB、与四球率

打撃成績
試合数、先発出場、打席、打数、安打、打点、得点、二塁打、三塁打、本塁打、塁打、打率、長打率、 出塁率、OPS、三振、四球、死球、犠打、犠飛、盗塁、盗塁死、盗塁成功率

守備成績
失策

となります。複雑な項目の説明や計算方法は、記録用語説明・記録計算方法に記述があります。

入力の全体的な流れは、

1.チーム変更・イニング設定 → 2.試合入力 → 3.試合記録 → 4.結果表の表示

となります。それぞれの内容は以下の通りです。

1.チーム変更・イニング設定対戦チーム・試合終了イニングの変更
2.試合入力打者・投手・スコアボード・日時、審判など諸情報の入力
3.試合記録チーム成績、個人成績、試合経過、試合結果表の記録
4.結果表の表示結果表の表示、印刷。修正不可


1.チーム変更・試合終了イニングの設定(上図②)


変更ボタン、上下矢印ボタンを使用することで、対戦チームを変更することができます。 (A)で先攻チーム、(B)で後攻チームの変更を行うことができます。 (C)を押すと先攻チームと後攻チームが入れ替わります。
チームの変更を行うと、変更したチームのそれまでに入力した値は全て消去されます。 このとき、スコアボードは消去されません。

イニング数は(D)の"イニング数 9 回"と書かれている部分の、 "9"の部分をクリックすることで,変更できます。最大イニング数は30、最小イニング数は1です。

注) 入力Bでは実際のイニング数を入れる必要があります。 入力Aで設定するイニング数は、試合開始前の終了予定イニング数ですので、 違いにご注意下さい。

2.試合入力

打者・投手・スコアボード・日時、審判など諸情報の入力を行います。 先攻後攻の切り替えは、"切替"ボタンで行って下さい。
  • 打者・投手入力(上図①④)
    チームデータに先発メンバーが入力してある場合は、自動的にオーダーが設定されています。 入力されていない場合は"選手~"(~は数字)と入力されます。 なお、その際守備位置は入力されません。

    打者の成績はそれぞれの打者の成績欄に直接キーボードから入力して下さい。 打者成績の一番下にチームの合計値が自動的に入力されます。 合計値は入力できませんが、左にある"併殺"、"残塁"は入力可能です。 "併殺"は守備のときに完成させた併殺数を入力して下さい。 打撃によって相手チームが完成させた併殺数ではないことに注意して下さい。

    守備位置・登録名(投手なら、結果・登録名)は、変更したい部分をクリックし、 選択・入力を行って下さい。
    補欠選手は上図①の部分の"選手交代"内の打順が表示されているボタンを選択することで試合に出場させることができます。 入力直後は守備位置、名前が空欄です。空欄部分をクリックして、 守備位置・登録名を選択・入力して下さい。ともに、コントロールによる選択のみでなく、 直接キーボードから入力できます。"(二)"を選択した後、 右横に"遊"と追加すると、"(二)遊"(二塁で先発、その後遊撃を守る)となります。 なお、登録名には使用できない文字 がありますのでご注意下さい。

    6番の打順に2人目の補欠選手を追加した直後

    補欠選手を削除したい場合は、上図①右の選手削除部分で削除する選手を選択して下さい。 なお、"スタメン"を削除した場合、守備・登録名は削除されずに記録のみが削除されます。

    6番の打順の2人目の補欠選手を削除する


    また、上図①にある"スタメンに戻す"、"全削除"によって守備・登録名・数値をリセット又は削除することができます。

    注)DH制を使用する場合には、投手成績の欄に"失策"が追加されます。 もし試合途中にDH制がなくなると、打者欄に投手が追加されることとなりますが、 この場合、投手をした打者の"失策"が表示されなくなります。 これは、同じ選手の失策が二重に入力されるのを防ぐためです。

    注)DP制度を使用時に選手の再出場があった場合は、 選手を追加せずに全てスタメンの結果欄に入力して下さい。 また、DEFO選手に打撃があった場合(DEFO→DP)は、 DEFOに打撃成績を記録することはできませんので、 新たにDPの打順に選手を追加して下さい
    逆の場合(DP→DEFO)は、 DEFO欄に改めて選手を追加しないようにして下さい。

    * スタメン打者一括入力



    スタメン打者の成績を一括して入力することができる機能です。 打数、安打、三振などの項目では、多数のスタメン選手の成績が一致することがありますので、 そのような場合にご利用下さい。

    例)スタメン選手6人が3打数の場合、一括入力で「打数3」を入力後、 3打数でない選手の入力を個別に行う。

  • スコアボード入力(上図②)
    スコアボードにはキーボードを使用して直接数値を入力して下さい。 最上段と最下段は安打数の入力欄です。一番右は合計得点、 安打数が自動的に加算されて表示されます。ここには入力できません。
    また、入力された値は"削除"ボタンで全てリセットできます。

    イニング数を10回以上に設定すると右下に"延長切替"ボタンが出現します。 このボタンを使用して10回から30回までの入力を行って下さい。



  • 諸情報の入力(上図③)


    日時、大会名、審判、その他の情報(天候、観衆など)を入力して下さい。 (数字)は 入力可能な文字数を表しています。 マウス右クリックより設定可能な「試合日付自動入力」がチェックされている場合、 日時には入力開始時の日付が入力されます。
    また、大会名、場所は右の「選択」ボタンを押すことで、 以前に入力された内容がリスト表示されます。

    注)大会名はシーズンデータ名とは無関係です。入力に特別な制限はありません。

3.試合記録

上図①部分の"確定"ボタンを押すことで、試合を確定します。その後、 記録保存画面が表示されます。 この際、スタメンに変更があれば、"既定スタメンを変更しますか?"と表示されます。 ここで"OK"を選択することでチームデータの先発メンバーを変更できます。

4.結果表の表示

試合記録後に結果表が表示されます。 旧作では入力Bで入力した場合は、試合終了直後の結果表修正ができませんでしたが、 バージョン2.2.0からは修正が可能となりました

結果表の修正に関してはこちらに記述があります。


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