野球スコア記録アプリ 野球簿T ヘルプ --- 用語説明

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記録計算方法
  • 勝率 = 勝利 ÷ ( 勝利 + 敗戦 )
  • 打率 = 安打 ÷ 打数
  • 出塁率 = ( 安打 + 四死球 ) ÷ ( 打数 + 四死球 + 犠飛)
  • 長打率 = 塁打 ÷ 打数
  • OPS = 長打率 + 出塁率
  • 盗塁成功率 = 盗塁 ÷ ( 盗塁 + 盗塁死 )
  • SP = セーブ + 救援勝利数(先発以外での勝利)
  • 防御率 = 自責点 × 9 ÷ 投球回数
  • 奪三振率 = 奪三振 × 9 ÷ 投球回数
  • 与四球率 = 与四球 × 9 ÷ 投球回数
  • WHIP = ( 被安打 + 四球 ) ÷ 投球回数
  • K/BB = 奪三振 ÷ 四球
  • 守備率 = ( 刺殺 + 補殺 ) ÷ ( 刺殺 + 補殺 + 失策 )
  • 盗塁阻止率 = 相手盗塁死 ÷ ( 相手盗塁 + 相手盗塁死 )

記録用語説明

打数 打席数から、四死球、犠打、犠飛、打撃妨害を除いた数。
打点 打撃によって得点が入った場合に打者に記録される。 相手野手の失策、送球の間の得点、併殺打の間の得点は打点に記録されない。
得点 走者が生還した場合に走者に記録される。
塁打 打者の単打(シングルヒット)を1、二塁打を2、三塁打を3、本塁打を4 と数え、合計した値。打数で割ると長打率になる。
OPS 長打率と出塁率を足した値。打撃によるチームへの貢献度を表すのに適した指標といわれる。

(参考)2016年プロ野球の平均は, .700 程度
勝利投手 登板中にチームがリードを奪い、そのまま追いつかれることなく勝利した場合に勝ち投手となる。 先発なら5イニング以上投げる必要がある。 チームが序盤からリードしているが、先発投手が5イニング持たなかった場合は、 最も勝利に貢献した投手を選択する(団体によってこの判断は異なる)。
敗戦投手 登板中又は降板後の失点によってリードを奪われ、そのまま追いつくことなくチームが敗れた場合に敗戦投手となる。
セーブ セーブがつく条件は、勝ち試合の最後に投げ、勝ち投手にならないリリーフ投手が以下の1から3のどれかに該当する場合。
  1. 3イニング以上投げる
  2. 2連続本塁打を打たれると同点になる場面で登板
    例1:4点差9回2死2,3塁 例2:3点差9回1死2塁 例3:1点差9回1死走者なし
  3. 1,2以外で、1イニング以上、3点差で登板
    例1:3点差8回2死走者なし 
ホールド ホールドがつく条件は、
  • リードまたは同点時に登板した
  • 自らの失点によって同点・勝ち越しを許さない
  • 勝ち・敗戦・セーブがつかない
  • チームで最後の登板でない
投手が、以下の1から5のどれかに該当する場合。

    リード時
  1. 3イニング以上投げる
  2. 2連続本塁打を打たれると同点になる場面で登板、1アウト以上投げる
    例1:4点差7回2死2,3塁 例2:3点差6回1死2塁 例3:1点差6回1死走者なし
  3. 1,2以外で、3点差で登板、1イニング以上投げる
    例1:3点差7回2死走者なし 

    同点時
  4. 1アウト以上投げる
  5. 1アウト以上投げ、自チームが勝ち越した後は、追いつかれる事なく降板
注)引き分け、敗戦でもリリーフ投手にホールドが記録される場合があります。
失点(投手)登板中に出塁させた走者が生還した場合に失点が記録される。野手の失策による出塁・生還も含む。
例:投手Aが野手の失策による走者一人を残したまま降板、 代わった投手Bが本塁打を打たれた場合 → 投手A失点1、投手B失点1
自責点(投手) 野手(投手も含む)の失策・捕逸・打撃妨害以外で出塁させた走者が生還した場合に自責点が記録される。 もし失策がなければスリーアウトになっていた場合は、自責点は記録されない。
例:投手Aが野手の失策による走者一人を残したまま降板、 代わった投手Bが本塁打を打たれた場合 → 投手A自責点0、投手B自責点1
例:一死無走者から、連続ゴロエラー、本塁打の場合 → 投手自責点0
防御率 9イニング投げて、平均何点自責点を取られるかを表した数値。
奪三振率 9イニング投げて、平均いくつの三振を奪うかを表した数値。

(参考)2016年プロ野球の平均は,7.1程度
与四球率 9イニング投げて、平均いくつの四球を与えるかを表した数値。

(参考)2016年プロ野球の平均は,3.2程度
K/BB 奪三振と与四球の比率を表す数値。四球を出さずに三振を多く奪う選手ほど数値が高くなる。

(参考)2016年プロ野球の平均は,2.2程度
WHIP 1イニングあたりに出した走者の平均を表す参考値。死球や失策などによる出塁は含まない。

(参考)2016年プロ野球の平均は,1.3程度
刺殺 野手がフォースアウトやタッチアウト、飛球の捕球などによって、直接打者・走者をアウトにした行為。 この時に直接アウトをとった選手に刺殺1が記録される。 1つのアウトには1つの刺殺が必ず記録され、三振、守備妨害、 走者追い越しなどのアウトにも必ず1つ刺殺が記録される(それぞれ、捕手、妨害を受けた野手、走者に最も近かった野手)。
詳しい説明・具体例
補殺 送球によって走者・打者をアウトにした行為。中継の送球も含まれる。 1つのアウトにつき記録される補殺数は0~9の範囲内。 失策によってアウトにならなかった場合でも、送球した野手に失策が記録されない場合には補殺が記録される。
詳しい説明・具体例
残塁 チェンジになった時点で塁に残っていた走者の数。 サヨナラ決着の場合に残っていた走者数も残塁に加算される。


勝ち点制度


リーグ戦の順位をチームの勝ち点の多い順に上位から並べる制度です。 いくつかの種類があり、団体によって勝ち点の記録方法が異なります。 野球では主に大学野球、他競技ではサッカー、 ラグビーなどで採用されています。
勝ち点制度を採用しないリーグ戦には、日米プロ野球、WBC、五輪などがあり、 この場合はチーム勝率の高い順に順位を決定することが多くなっています。
「野球簿T」でも、勝ち点制度を採用しない場合は、チーム勝率によって順位を決定します。

注)「野球簿T」の勝ち点制度で、"3連戦で2勝したチーム~"を選択した場合、 勝ち点は自動的には記録されませんので修正入力を行って下さい。 この理由は、日付を前後した入力が可能であり、 プログラム上では3連戦の判断が困難であるためです。

DH制(指名打者制度)
DH制とは、投手が1番から9番の打順に含まれない(つまり打席に立たない)代わりに、 守備につかない打撃専門の選手が打順に含まれる制度です。 この打撃のみを行う選手のことを、"指名打者"と呼び、記録上の守備位置を、 "指"または"DH"と記します。
DH制度を採用することで、 一般的には両チームの得点力が向上します。その理由は守備に不安があっても打力が高い選手の出場機会が増え、 一方で打力の低い選手の多い投手が打席に立たなくなるためです。 日本プロ野球のパリーグ、米大リーグのアメリカンリーグ、社会人野球の都市対抗、五輪、WBCなどで採用されています。

・DHがなくなる場合(DH解除)
DH制度を採用している時に、投手または指名打者が他の守備位置についた場合、DHはなくなります。
主な概要、注意点は、
  • 指名打者の打順以外に投手が入る場合、指名打者が守備につく場合は、 選手登録名が交代選手の候補に出てきませんので、再度新規入力して下さい。
  • 一度DHをなくしてしまうと試合中にDHを復活させることはできない。
  • 相手チームのDHがなくなっても自分のチームのDHをなくす必要はない。
  • DH選手に代打、代走を出すことは可能。代打、代走で出場した選手が以後指名打者となる。
となります。

タイブレーク制


タイブレーク制とは、延長戦に入った試合を早期決着させるために 、毎回の開始時に予め走者を塁上においた状態で試合を再開する制度です。 団体によって具体的内容は異なりますが、多くは得点が入りやすい状況からの再開となっています(無死2塁、1死満塁など)。 主に社会人野球、少年野球、ソフトボールなどで採用されています。
タイブレーク開始時の打順の決定方法は、現在の打順を継続する方法と、 自由に打順を選択する方法があります。前者の方法が一般的となっていますが、 北京五輪の野球では後者の方法が採用されていました。

タイブレーク制での個人記録は、
  • 投手 ・・・ 回の最初に置かれた走者が生還した場合、自責点は記録されないが、失点は記録される。
  • 走者 ・・・ 得点・盗塁などの走者記録は全て記録される。
となります。

使用不可文字
野球簿Tアプリでは選手登録名・チーム名・シーズン名・リーグ戦名には使用できない文字があります。 これらの文字は直接入力できなくなっているか、自動的に削除されます。 以下に使用不可能な文字一覧を表示します。

(スペース) ,(カンマ) _(アンダースコア) @(アットマーク) 、。(句読点) * + = / ( ) < > ! " # $


なおこれ以外でも、絵文字や記号は文字化けなどが発生する可能性があり、 動作の保証ができませんので、使用しないでください。

名前の重複に関して
選手登録名・チーム名・シーズン名・リーグ戦名は、同じ名前を重複できない場合があります。
野球簿Tアプリでは、全角と半角、ひらがなとカタカナ、英語の大文字と小文字を区別しません。つまり、
  • "ウィリアムス"、"ウィリアムス"、"うぃりあむす"、"ウィりあむす"
  • "WOODS(半角)"、"Woods(半角)"、"woods(半角)"、"woods(全角)"、"WOODS(全角)"
  • "2018年(半角)"、"2018年(全角)"
はそれぞれ同じ名前として扱います。名前が重複した場合、再入力を要求されますので、 別の名前を入力して下さい。また、音は同じでも漢字とひらがな・カタカナは区別されますので、
  • "三郎"、"サブロー"
  • "2018年春"、"2018年はる"
は別の名前として扱われます。

シーズンデータ(野球簿T用語)
シーズンデータとは、チームごとに作成される、シーズンとしてひとまとまりに記録を加算するデータの単位を指し、
  • チーム成績
  • 所属選手一人一人の個人成績(投手成績・打撃成績・守備成績)
  • 試合結果(試合結果表・試合詳細表)
から構成されます。 シーズン名の例としては、プロ野球なら"2018年シーズン"、"2018年オープン戦" 、高校野球なら"2018年夏県大会"、"2018年秋関東大会"などが考えられます。 また、シーズンデータはチームごとに作成するので、チームAのシーズンデータ"2018年度" と、チームBのシーズンデータ"2018年度"には何の関係もありません。

一つの試合は一つのシーズンデータにのみ記録可能です。例えば、2018年夏の県大会での試合記録を、 シーズンデータ"2018年夏県大会"とシーズンデータ"2018年度" の両方に記録することはできません。個人成績で"通算成績"、チーム成績で"合計成績" を表示することができますので、大会ごとのデータを取得したい場合は、 シーズンデータはできるだけ細かく分けることをお勧めします。
リーグ戦のシーズンデータは、リーグ戦作成時に入力したシーズン名に全チーム統一されます。 一般試合と同じシーズン名であっても、区別されますので問題ありません。

同じシーズンデータの中に、入力Aによる記録と入力Bによる記録を混ぜると、 守備率・投手のアウト種類のデータが正確でなくなります(入力Bでは、刺殺・補殺・ゴロ・フライの数を入力できないため)。 ご注意下さい。

選手ID(野球簿T用語)
野球簿Tアプリでは選手には一人ずつ異なるIDが自動設定されます。このIDは選手が追加されれば増え、 削除されれば自動的に欠番が出ないように移動されます(例:ID 3の選手を削除すると、 ID 4の選手がID 3となる)。ID自体には特別な意味はありません。 選手情報の選手選択で利用したり、選手一覧や選手成績での並び順に影響を与える、 ただのチーム内の通し番号と考えて下さい。

登録名(野球簿Tでの規則)
登録名とは、試合や個人成績の表示で使用する選手名のことで、 通常は選手の名字(姓)を登録名とします。登録名に関して注意しなければならない点は、 同じチームに同じ登録名の選手は存在できないということです (例:佐藤姓の選手が2人いる場合、 "佐藤和"、"佐藤誠"などのように異なる登録名をつける必要がある)。
野球簿Tアプリでは移籍、引退(卒業)した選手の登録名は空白になります。 そして、引退(卒業)選手には登録名は記入できなくなります。

注)引退、移籍した選手と同じ登録名の選手を作成し、 同じシーズンに参加させた場合、 個人記録を区別して記録することはできません。例を挙げると、 2018シーズンのシーズンデータに"佐藤"の登録名の選手の記録をしていて、 引退、移籍させた後に、新しく別の選手を"佐藤"の登録名で2018シーズンに参加させると、 以前の"佐藤"選手の記録に上書きしてしまい、正確に記録できません。
この場合、最初の"佐藤"選手の2018シーズンの成績を削除すれば、新しい"佐藤"選手の記録を正確に入力できるようになります。

規定投球回数・規定打席・投手成績基準イニング数



規定投球回数、規定打席はともに率係のタイトル(打率・防御率)を争うための資格となります。 タイトルを獲得するためには各投手、打者は規定を上回る必要があります。 以下に該当項目を列挙します。
  • 規定投球回数 ・・・ 防御率、勝率、奪三振率
  • 規定打席 ・・・ 打率、長打率、出塁率
なお、数値系のタイトル(本塁打、勝利)では、規定を上回る必要はありません。

投手成績基準イニング数とは、防御率、奪三振率を計算する基準イニング数です。 これらの項目は通常9イニングの平均自責点、奪三振を表します。 基準イニング数を変更することで、この計算を7イニング平均、 5イニング平均で行うことができます。変更後、"OK"することで計算が実行されます。
なお、異なる数値の情報セットを野球簿netから持ち込んだ場合、 投手成績は新たな基準イニング数では計算されていません。 一度異なる値に変更・計算後、再度設定・計算を行ってください



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